【元公務員体験談】公務員の人間関係がしんどい・辛い場合はどうすればいい?
「公務員の人間関係がしんどいのはなぜ?」
「どうすれば人間関係がしんどくなくなる?」
「公務員の人間関係に馴染めないのは自分のせい?」
公務員での人間関係は、独特の雰囲気があります。
まず大前提として、人間関係がしんどいのはあなたのせいだけではありません。
私も公務員時代、人間関係に一番苦労しました。
そのせいで休職も経験。
この記事を読めば、公務員のしんどい人間関係への自分なりの対処法が見つかります。
公務員の人間関係に悩んでいる方は、ぜひお読みください。
公務員の人間関係がしんどい・辛い理由

人間関係がしんどいといっても、何に疲れているかは人それぞれです。
上司に話しかけるのが怖い人もいれば、周りに合わせ続けることに疲れている人もいると思います。
職場によって雰囲気は違いますが、公務員の人間関係は閉鎖的になりがちです。
ここでは、しんどさにつながる理由を挙げていきます。
自分の職場でどんな時につらくなるのか、思い浮かべながら読んでみてください。
しんどくなる理由が分かれば、対処しやすくなります。
上司や先輩に言いたいことを言えないから
「おかしいと思うけれど、言えない」
「意見を伝えただけなのに、生意気だと思われそう」
上下関係が厳しい職場では、こうした気疲れがあります。
例えば、上司から頼まれた仕事について確認したいだけなのに、話しかけるタイミングや言葉を何度も考えてしまう。
納得できない指示があっても、その後の関係を考えると飲み込むしかない。
これが毎日続くと、仕事を進めるだけでも疲れてしまいます。
特に、相手の機嫌によって反応が変わる場合はしんどいです。
昨日は普通に答えてくれたのに、今日は同じように聞いても怒られる。これでは、何をどう聞けばいいのかわかりません。
上司や先輩と話す前から身構えてしまうなら、言いたいことを安心して言えない関係が負担になっているのかもしれません。
周りに合わせないと浮いてしまう気がするから
職場には、明文化されていないルールがあることもあります。
例えば、仕事が終わっていても先輩が残っていると帰りにくい。昼休みも一緒に過ごすのが当たり前。飲み会を断ると、翌日なんとなく気まずい。
一つひとつは小さなことに見えるかもしれません。
でも、そのたびに「本当はこうしたい」という気持ちを抑えるのは疲れます。
仕事上の付き合いは大切です。ただ、休憩時間や仕事が終わった後まで気を使っていると、息をつく暇がありません。
誰かに強く怒られたわけではなくても、職場にいるだけで疲れてしまう。
そんな場合は、周りに合わせ続けていないか、振り返ってみてください。
噂話や悪口が気になり、本音を話せないから
その場にいない人の話で盛り上がる。
誰かが失敗すると、仕事に関係のない人まで知っている。
こうした様子を見ると、「自分もどこかで言われているのでは」と気になります。
悩みを相談したくても、ほかの人に伝わるのが怖くて話せない。休日の過ごし方など、何気ない話にも気を使ってしまう。
また、悪口を聞く側になるのもしんどいものです。
同意したくないけれど、否定して気まずくなるのも嫌。結局、曖昧に笑ってやり過ごし、後から嫌な気持ちになることもあると思います。
自分が直接何かを言われていなくても、安心して話せる相手がいないことは負担になります。
困っていても質問や相談ができないから
わからない仕事があるのに、誰にも聞けない。
勇気を出して聞いても、「前にも説明したよね」「自分で考えて」と返されてしまう。
そんなことが続くと、次に聞くのが怖くなります。
一方で、自分で判断すると「なぜ相談しなかったのか」と言われる。どうすればよかったのか、わからなくなってしまいますよね。
異動などで慣れない仕事を担当している時は、なおさらです。
周りが忙しそうで遠慮しているうちに仕事が進まず、焦りだけが増えていくこともあります。
「仕事ができない自分が悪い」と思っていても、よく振り返ると、必要なことを聞けない状況に困っているのかもしれません。
仕事の負担が偏っていても断れないから
仕事を頼まれる人が、いつも同じ。
自分も手いっぱいなのに、「頼みやすいから」という理由で次の仕事が回ってくる。
それなのに、周りには余裕があるように見える。そんな状況では、不満がたまるのも無理はありません。
引き受けると自分が苦しくなる。でも、断って関係が悪くなるのも怖い。
結局、何も言えずに抱え込んでしまう人もいると思います。
この場合、仕事の量に加えて、負担をわかってもらえないことや、断りにくい関係もしんどさの原因になっています。
「仕事を減らしてほしい」のか、「もう少し周りにも協力してほしい」のか。自分が何に不満を感じているのかを分けてみると、悩みが少しはっきりします。
苦手な人と距離を取れる見通しがないから
苦手な人がいても、毎日顔を合わせなければいけない。
仕事で関わる以上、必要な会話を避けるわけにもいきません。
「異動まで我慢すればいい」と思っても、希望する時期に離れられるかはわからない。異動先でまた一緒になることを考えると、強く言い返すのもためらってしまいます。
つらいのは、今日のやり取りだけではありません。
「この関係が、あとどれくらい続くのだろう」
そう考えると、先のことまで重く感じてしまいます。
また、せっかく公務員になったのだから、簡単には辞められないと思う人もいるでしょう。
続けたい気持ちもある。でも、今の人間関係はつらい。その間で悩み続けることにも疲れてしまいます。
まずは、最近「しんどい」と感じた場面を一つ思い出してみてください。
誰といた時か。何を言われた時か。その時、本当はどうしてほしかったのか。
「公務員の人間関係が全部嫌だ」と感じていても、振り返ると、特定の上司の言い方や、相談できない雰囲気が特につらいと気づくことがあります。
無理に一つに絞る必要はありません。
何に疲れているのかがわかると、自分に必要な対処法も考えやすくなります。
【在職中にできる】人間関係がしんどい・辛い時の対処法

人間関係がしんどくても、すぐに異動や退職を決められるわけではありません。
「明日も仕事に行かないといけない。少しでも気が楽になる方法が知りたい」
そう思っている方もいると思います。
まずは、今の職場で自分の負担を減らす方法から考えてみましょう。
全部を試す必要はありません。自分の悩みに合いそうなものを選んでみてください。
全員と仲良くしようとしない
職場の人とは、できれば良い関係でいたいですよね。
ただ、「誰にも嫌われないように」と思うほど、相手の反応が気になってしまいます。
挨拶や仕事に必要なやり取りができていれば、それ以上に親しくならなくても大丈夫です。
例えば、苦手な人との雑談を無理に広げない。昼休みは一人で過ごす日をつくる。気が進まない飲み会は、毎回参加しなくてもいい。
急に付き合い方を変えるのが難しければ、一つだけ減らしてみてください。
仕事を円滑に進めることと、全員に好かれることは分けて考えていいと思います。
私も苦手な人とは少し距離を置いていました。
例えば職場近くで見かけても声をかけないで逃げる、飲み会では近くに座らない、などです。
全員と仲良くするのは、個人的には不可能だと思っています。
苦手な上司への報告や質問は、伝えることを先にまとめる
上司に話しかけるのが怖いと、何を言おうとしていたのかわからなくなることもあります。
そんな時は、話しかける前に、伝えたいことを短くメモしておきましょう。
- 今どのような状況なのか・何に困っているのか・何を確認したいのかなど。
例えば、「この書類、どうすればいいですか」と聞くよりも、
「この書類の○○について確認したいです。私は△△と考えていますが、この進め方でよいでしょうか」
と伝えると、確認したい点がはっきりします。
話すタイミングに迷う場合は、「今、少し確認してもよろしいですか」と一言添えてみてもいいと思います。
もちろん、伝え方を工夫すれば、必ず相手の態度が変わるわけではありません。
準備して聞いたのに強く言われたとしても、「もっと上手に話せばよかった」と自分だけを責めないでください。
周りに合わせる場面を少しずつ減らす
昼休みも雑談に付き合い、仕事が終わっても周りに合わせて残る。
これでは、一日中気を張ったままです。
まずは、本当はやめたいのに、なんとなく続けていることがないか考えてみてください。
例えば、昼休みに一人で過ごしたいなら、
「今日は少し外に出てきますね」
飲み会への参加を断りたいなら、
「今回は見送ります。お声がけありがとうございます」
と、短く伝える方法もあります。断るために、無理に細かい理由を作る必要はありません。
悪口や噂話が始まった時も、無理に同意しなくて大丈夫です。
「詳しい事情はわからないので」と返したり、話が一区切りついたところで仕事に戻ったりする方法もあります。
毎回うまく対応できなくても、少し距離を取れた日があれば、それで十分です。
仕事を頼まれたら、その場ですぐに引き受けない
断るのが苦手な人ほど、頼まれると反射的に「わかりました」と答えてしまうことがあります。
でも、引き受けてから無理だと気づくと、さらに言い出しにくくなります。
余裕がない時は、まず今の仕事を確認する時間を取りましょう。
「今抱えている仕事を確認してから、お返事してもよろしいですか」
そのうえで難しい場合は、できる範囲や期限を伝えてみてください。
「今日中は難しいですが、金曜日までなら対応できます」
上司からの依頼で、ほかの仕事と重なる場合は、
「今、AとBを進めています。こちらを先にする場合、どの仕事を後にすればよいでしょうか」
と、優先順位を確認する方法もあります。
自分一人で全部を終わらせる前提にせず、今の仕事量を相手に伝えることも大切です。
私は残業を極力しないように、定時が近づいてから頼まれた仕事は、期限を確認していました。
一人で悩む前に、小さな確認をする
「こんなことを聞いたら、仕事ができないと思われそう」
そう考えているうちに時間がたち、余計に聞きづらくなることもあります。
質問する時は、全部をまとめて解決しようとせず、まず一つだけ確認してみてください。
「前回の資料がどこにあるか教えていただけますか」
「ここまでは進めたのですが、次の処理で迷っています」
このように、聞きたいことを絞ると、会話を始めやすくなります。
直属の上司に聞きづらい場合でも、資料の場所や過去の進め方なら、同じ仕事を経験した同僚に聞けることがあるかもしれません。
判断や承認が必要なことは、職場で決められた相手に確認しましょう。
何でも話せる相手を見つけようとすると、それも大変です。
まずは、仕事のことで一言聞ける人がいるだけでも、抱え込み方は変わってきます。
嫌だった出来事を、短く書き出す
帰宅してからも、上司に言われたことを何度も思い出してしまう。
そんな時は、頭の中だけで考え続けず、嫌だった出来事を短く書き出してみてください。
「今日もつらかった」だけでなく、「質問した時に、周りに聞こえる声で責められた」
「急ぎの仕事を追加され、今の仕事量を伝えても聞いてもらえなかった」
というように、何があったのかを書いてみます。
そのうえで、「人前で責めないでほしかった」「仕事の優先順位を一緒に考えてほしかった」と、自分の気持ちも添えてみてください。
毎日続けなくても、きれいにまとめなくても大丈夫です。
ただし、住民の情報や業務上の秘密は、個人のメモや私物の端末に書き写さないようにしてください。
ちなみに私は悪口も一緒に書いて、破って捨ててました笑
結構スッキリするので、おすすめです。ただし誰にも見られないようにしてください。
こうして振り返ると、繰り返し負担になっている場面が見えてくることがあります。後で誰かに相談する時も、何に困っているのかを伝えやすいですよね。
ここまで紹介した方法を試しても、相手の言動や職場の雰囲気が変わらないことはあります。
工夫してもつらい時は、「自分の努力が足りない」と抱え込む必要はありません。
一人で対応するのが難しい場合は、次に紹介する相談先も考えてみてください。
相談先や相談方法

「誰かに相談したいけれど、誰に話せばいいかわからない」
「相談したことが上司に伝わったら、もっと居づらくなるかもしれない」
そう考えると、相談するにも勇気がいりますよね。
最初から、すべてを話そうとしなくても大丈夫です。
まずは、誰になら話せそうか、何を相談したいのかを考えてみましょう。
身近な人に話すなら、安心して話せる相手を選ぶ
同僚や先輩に話す場合は、普段仲が良いかどうかに加えて、話をむやみに広めない人かどうかも考えてみてください。
ほかの人の相談内容をよく話題にする人には、言いづらいこともあると思います。
また、悩みの原因になっている相手と親しい人にも、話しにくいかもしれません。
私は同期によく相談していました。
悩みが似ていて年齢も近いので、一緒にどうすればいいのか考えてくれました。
身近な人に話す時は、
「今は誰かに聞いてほしくて。少し話してもいいですか」
「どう対応したらいいか、一緒に考えてもらえますか」
と、自分の希望を伝えてみてください。
話を聞いてほしいのか、具体的な助言がほしいのか。それだけでも、相手は受け止めやすくなります。
職場に話せる人がいなければ、家族や友人でも構いません。
ただし、住民の個人情報や業務上の秘密は伝えず、自分がどんなことでつらいのかを話すようにしましょう。
仕事の分担や関わり方を変えたい時は、上司や人事に相談する
「担当する仕事を調整してほしい」
「特定の人と二人きりで仕事をする状況を減らしたい」
こうした希望がある場合は、仕事の分担を調整できる上司や、人事担当への相談を考えてみてください。
同僚に話を聞いてもらえても、同僚の立場では変えられないこともあります。
直属の上司が悩みの原因なら、その上司に無理に相談する必要はありません。さらに上の上司や、人事の相談窓口など、別の相手を探してみましょう。
相談する時は、「あの人が苦手です」だけでなく、仕事で何に困っているのかを伝えると、希望する対応も話しやすくなります。
例えば、
「質問しても返答をもらえないことが続き、仕事が止まっています。確認できる担当者をもう一人決めてもらえないでしょうか」
という伝え方です。
希望が必ず通るとは限りませんが、どうしてほしいのかを伝えることは、対応を考えてもらうための手がかりになります。
職場の中で話しにくい場合は、専用の相談窓口を確認する
「上司にも人事にも、今は話しづらい」
そんな場合は、職員向けの苦情相談やハラスメント相談の窓口を確認してみてください。
公務員の相談先は、所属や職員の区分によって異なります。
一般職の国家公務員には、人事院の苦情相談窓口があります。ただし、行政執行法人の職員など対象外の区分もあるため、利用前に対象を確認してください。人事院「苦情相談Q&A」
地方公務員の場合は、自治体の人事委員会・公平委員会や、人事担当部局などの窓口が相談先になります。
窓口がわからなければ、職員向けの案内や所属先の公式サイトで「職員相談」「苦情相談」「ハラスメント相談」を探してみましょう。
「これはハラスメントなのか」と自分で結論を出してから相談しようとしなくても大丈夫です。
まずは、実際にあった出来事を伝え、自分が利用できる相談や対応について聞いてみてください。
相談内容が誰に伝わるか先に確認する
相談したことが職場に伝わるのが怖い。その気持ちが強くて、踏み出せない方もいると思います。
そんな時は、詳しい話をする前に情報の扱いを確認しましょう。
「相談した内容は、誰まで共有されますか」
「本人や所属に連絡する前に、私に確認してもらえますか」
「まずは名前を伝えずに、相談の進め方だけ聞くことはできますか」
このように聞いて構いません。
相談内容を慎重に扱うことと、問題を調べるために関係者へ確認することは、両方必要になる場合があります。
そのため、「相談すれば絶対に誰にも知られない」と思い込まず、どこまで話が伝わる可能性があるのかを確認しておくことが大切です。
「今は話を聞いてほしいだけで、相手への連絡は希望していません」
という気持ちがあるなら、それも最初に伝えてください。
相談する時は、出来事・困っていること・希望を伝える
相談しようと思っても、いざ話し始めるとうまく言葉が出てこないことがあります。
前のパートで書き出したメモがあれば、手元に置いて話してみてください。
伝えたいことは、次の三つです。
- いつ、誰から、どのような言動があったのか
- そのことで、仕事や生活にどんな支障が出ているのか
- 今、どのような対応を希望しているのか
例えば、
「先週から、質問するたびに周りの前で強い口調で責められています。確認するのが怖くなり、仕事が進まなくなっています。今後の質問の仕方や担当について、調整をお願いしたいです」
という伝え方です。
ただ、最初からここまで整理できていなくても構いません。
「何から話せばいいかわからないのですが、職場にいるのがつらいです」
その一言から始めても大丈夫です。希望する対応がまだわからなければ、「どうすればいいか、一緒に考えてほしい」と伝えてください。
一度の相談で伝わらなくても、自分の悩みを小さく扱わない
勇気を出して相談したのに、「どこの職場でもあること」「気にしすぎ」と言われたら、つらいですよね。
でも、その人にわかってもらえなかったからといって、あなたが困っていることまでなくなるわけではありません。
別の担当者や窓口に相談しても構いません。
その際は、前に誰へ相談し、どんな返答があったかも伝えると、これまでの経緯を説明できます。
対応を進めてもらうことになった場合は、次に何をするのか、いつ頃連絡をもらえるのかも確認しておきましょう。
相談した後も変化がなく、しんどさが続くなら、同じ場所で我慢し続ける以外の方法も考えていいと思います。
それでもしんどい・辛い場合

対処方法を試したり、相談したりしても全く改善されない場合の最終手段は、休職もしくは転職です。
私は休職を経て転職を決意しました。
ただ、休職や転職を考えるために、できることを全部試して限界まで我慢する必要はありません。
「もう仕事に行くのがつらい」
そう感じているなら、今の職場から離れることも考えていいと思います。
休職する
「辞めるかどうかは決められない。でも、今のまま働き続けるのもしんどい」
そんな時は、いきなり転職を考えるのではなくまず休むことを考えてみてください。
人間関係に疲れている時は、休むことにも気を使ってしまうと思います。
「自分が休んだら、周りに迷惑がかかる」
「戻った時に、何か言われるかもしれない」
そう考えると、休みたいと言い出すことさえ難しいですよね。
ただ、周りへの申し訳なさだけで、働き続けるかどうかを決めないでほしいです。
眠れない、食欲がない、出勤前に体調が悪くなるなど、心身に不調がある場合は、医療機関で今の状態を相談してください。休養が必要かどうかも、医師と相談して考えていきましょう。
なお、公務員の「病気休暇」と「病気休職」は別の制度です。
国家公務員の制度でも、療養のための休暇・休職には診断書などに基づく手続きがあります。
自分が利用できる制度や必要な書類、休んでいる間の給与については、所属先の人事担当に確認してください。
休むことになったら、すぐに「この先どうするか」の答えを出さなくても大丈夫です。
復職するのか、別の仕事を探すのか。気になるとは思いますが、休んでいる間まで結論を急ぐ必要はありません。
まずは体調を整えること。そのうえで、今後の働き方を考えていけばいいと思います。
私も約半年間の休職で、ゆっくり今後自分はどうしたいのかを考えられました。
転職する
相談しても状況が変わらず、異動で改善する見通しも立たない。
これからも同じ環境で働くことを考えると、気持ちが重くなる。
そんな場合は、転職も選択肢の一つです。
ただ、公務員を辞めるとなると、簡単には決められないですよね。
試験に向けて勉強したこと。これまで続けてきた仕事。収入や生活の安定。
手放すことを考えると、「ここまで頑張ってきたのにもったいない」と感じる方もいると思います。
でも、これまで頑張ってきたことと、これからも同じ職場で働き続けるかどうかは、分けて考えていいと思います。
まずは、求人を見たり、自分の経験を振り返ったりして、公務員以外にどんな働き方があるのかを知るところからでも構いません。
転職を考え始めたからといって、その時点で退職を決める必要はありません。
その際に整理しておきたいのが、今の職場で何がつらくて、次の職場では何を大切にしたいのかです。
例えば、上司に何も言えないことがつらいなら、質問や相談のしやすさ。
仕事を一人で抱えることがつらいなら、担当の分け方や、困った時に助け合える体制。
面接などで確認したいことも、少しずつ見えてきます。
その際におすすめなのが、転職エージェントに相談することです。
転職エージェントは転職することを完全に決めていなくても、相談ができます。
一人で悩まず、プロの力を借りてみてください。
おすすめの転職エージェントは、下記で紹介しています。

もちろん、転職先で人間関係に悩まなくなるとは言い切れません。民間企業にも上下関係はありますし、職場によって雰囲気も違います。
だからこそ、「公務員を辞められればどこでもいい」と急いで決めず、次に働く環境を確かめてほしいです。
体調が悪い時は、転職活動を無理に進めず、まず療養を優先してください。
私のおすすめは休職してゆっくり考えてから、転職するか復職するかを考える方法です。
精神的にしんどい・体調が悪い時は、判断能力が鈍ってしまうからです。
まずはゆっくり休んで、どうするのかしっかり考えてみてください。
公務員を辞めたからといって、人生は終わりません。
私の体験談

私は1年間公務員をしていましたが、そのうちの半年間は休職していました。
休職していた理由は複数ありますが、一番大きかったのは人間関係です。
私の職場は公務員の中でも特に閉鎖的で、ザ昔の公務員のような感じでした。
上の意見は絶対。パワハラも横行している。しかし、公務員なのでクビになることはない。
その環境でメンタルが落ちてしまい、休職ののちに退職しました。
退職を決めた理由は、この問題は私一人で解決できることではなく、公務員という性質が変わらないと改善しないと思ったからです。
辞めて後悔したことはありません。今は民間企業でそこそこ楽しく働いています。
1年で公務員を辞めても全然不幸ではありません。
詳しくはこちらの記事もお読みください。
▷公務員を1年で辞めたら、幸せになった話〜元公務員29歳女性のリアルな話〜
休職・転職の判断基準

「休むほどではない気もする。でも、このまま働くのもしんどい」
「転職したいけれど、後悔しないか不安」
休職や転職を考え始めても、なかなか決められないと思います。
まず、休職と転職を、今すぐどちらか一つに決める必要はありません。
体調を整えるために休むことと、今後の働く場所を選ぶことは、別々に考えて大丈夫です。
迷っている方は、次の点から自分の状況を振り返ってみてください。
心身の不調が出ているなら、まず休養について相談する
最初に確認してほしいのは、今の体調です。
眠れているか。食事を取れているか。仕事が終わった後や休日に、少しでも休めているか。
例えば、次のような変化はないでしょうか。
- 疲れているのに眠れない、夜中に何度も目が覚める
- 食欲が落ちて、食事を取るのがつらい
- 以前は楽しめていたことにも気が向かない
- 集中できず、普段できていた仕事にも支障が出ている
こうした変化は、心身の不調のサインになることがあります。気になる変化が続く場合は、医療機関などの専門家に相談してください。
「出勤できているから、まだ大丈夫」とは限りません。
毎朝なんとか職場に行き、帰宅したら何もできずに一日が終わる。そんな状態も、相談する時にそのまま伝えてほしいです。
ここで挙げた項目にいくつ当てはまるかだけで、休職の必要性は決まりません。今の状態を医師に伝え、休養が必要か、仕事を続けられる状態かを相談しましょう。
休むかどうかを、周りの人よりつらいかどうかで決める必要はありません。
今の職場で、負担が減る具体的な見通しがあるか
体調とあわせて考えたいのが、今の状況が変わる見込みです。
「もう少し待てば、何か変わるかもしれない」
そう思って待ち続けていると、区切りがつかなくなることがあります。
相談した結果、担当の変更が検討されている。苦手な相手との間に、別の上司が入ってくれることになった。
こうした具体的な対応があるかどうかを、確認してみてください。
「そのうち慣れる」「次の異動まで頑張って」と言われただけなら、いつ、何が変わるのかはまだわかりません。
特に、休んだ後に戻ることを考える場合は、体調だけでなく、負担になっていた状況にどんな対応ができるかも相談しておきたいところです。
ただし、改善の見込みがあっても、それまで無理をして働き続ける必要はありません。休養が必要かどうかは、別に考えてください。
環境が変われば、公務員の仕事を続けたいか
転職を考える時は、こんなふうに自分に聞いてみてください。
「今の上司や同僚と離れられたら、公務員の仕事を続けたいだろうか」
仕事内容にはやりがいがあり、人間関係が変われば続けたい。それなら、異動や担当変更について確認する余地があります。
一方で、人が変わったとしても、働き方や仕事の進め方が自分に合わないと感じる場合もあると思います。
例えば、複数の部署を経験しても同じようなつらさがあった。これからも同じ働き方を続けたいとは思えない。ほかに挑戦してみたい仕事がある。
そうした気持ちがあるなら、転職先を調べながら、公務員を続ける場合と比べてみてもいいと思います。
もちろん、一つの職場が合わなかったからといって、公務員の仕事すべてが合わないとは限りません。
「今の人間関係から離れたい」のか、「働き方そのものを変えたい」のか。すぐに答えが出なくても、この違いを考えてみると、次に探したい環境が見えてきます。
転職を考える余裕と、退職後の生活の見通しがあるか
転職を考え始めることと、退職を決めることは別です。
求人を見るだけでも、ほかの仕事と比べる材料は増えます。ただ、疲れ切っていて仕事内容や条件を読むのもつらい時は、無理に決めようとしなくて大丈夫です。
具体的に退職を考える段階では、次の点も確認しておきましょう。
- 次の仕事が決まるまで、生活費をどう確保するか
- 転職先の給与や勤務時間で、生活を続けられそうか
- 今の職場でつらかったことについて、転職先では何を確認するか
お金の不安が大きいまま辞めると、次の仕事を焦って決めてしまうかもしれません。
一方で、「転職先が決まるまでは絶対に働かなければ」と、体調を崩してまで続ける必要もありません。
療養が必要な場合は、利用できる休暇・休職制度や、その間の収入を人事担当などに確認してください。
今の体調を守れるか。負担が減る見通しがあるか。次の生活を考えられる状態か。
周りにどう思われるかだけでなく、この三つをもとに考えてみてほしいです。
まだ決められないなら、まず受診する、異動の可能性を確認する、求人を一つ見てみる。その時の自分にできるところからで構いません。
まとめ
公務員の人間関係がしんどい・辛い理由とその対処法を紹介しました。
公務員は独特な人間関係になりがちです。
あなたが今しんどい・辛いのはあなただけのせいではありません。
まずは在職中にできることをしてみましょう。
どうしてもしんどい・辛い、改善が難しい場合は、転職も視野に入れます。
せっかくの人生、しんどいのはもったいないです。
自分にとって納得のいく選択をしましょう!
仕事の探し方 何から始めたらいいか分からない人へ
